諦めるのも大事
あれも欲しい、これも手に入れたいといろいろ欲張りながら、結局いろいろ中途半端なまま、年齢だけ重ねてしまった気がします。
時間は無限にはないので、捨てられるものは捨てなきゃいけないなーと、最近はつくづく思います。
最近、元陸上選手の為末大さんが書いた『諦める力』を読みました。至極現実的だけど、希望を持てなくもない内容でしんみりとしました。「夢は叶う!」とか「努力は報われる!」と言い放つ内容の本に救われるときもあれば、こういう冷静に現実と向き合う本に救われるときもあります。読書はすばらしい。
自分の手に入れたいものに優先順位をつけ、必要のないものは切り捨てる覚悟がないと、何も結果がでないままに終わってしまいます。僕はとりあえず据え置き型ゲーム機を諦めてます。やり出すと絶対ハマるから。
諦めるということをネガティブに捉える必要はない、ということが少しずつわかってきた気がします。人生の一発逆転のようなことは諦めても、結局「生きていく」ということさえ諦めなければいいのかな、と思います。